- ※新形MFAアダプター・フィルターに関して
- 新形MFAアダプターは、従来のEOS-MFAアダプターの発展改良型です。
改良点1、EOS APS-Cカメラの電子接点ビスを外す事無く使用可能です。
改良点2、MFAフィルターはMFAフィルター自体で装着が完結します。
FFやクリップオンタイプのフィルターと違い、何かの衝撃で中で外れる事はありません。
※注(下記赤文字部) MFAフィルター・アダプターは、キヤノンEFレンズ及びサードパーティーのEFマウントレンズを使用する前提で設計してあります。
また、次のEFレンズは使用できません→EF50mmF1.0L、EF85mmF1.2L、EF85mmF1.2LII。
EFマウントレンズ以外のレンズをマウントアダプター経由で使用できません。
(装着はできる場合がありますが、レンズとマウントアダプター共に取り外しが不可能になる場合があります) 望遠鏡で撮影される場合は、T-EFアダプター類ではアダプターとMFA間で若干ガタつく場合があります。
ガタつく場合はアダプター裏側に、下図位置関係と切り取りサイズで、弊社指定の植毛紙を貼ってください。使用可能な植毛紙1: 2014年5月8日以降出荷分のMFAフィルター・アダプターに添付されている裏面粘着剤付き植毛紙。
使用可能な植毛紙2:紙誠株式会社さんで販売されている裏面粘着剤付き植毛紙。

IDAS(アイダス) 天体望遠鏡パーツ LPS-V4 MFA(一体型タイプ)
LPS-V4は、IDAS独自のMBT(Multi Band-pass Technology)を駆使した、ハイ・パフォーマンス、セミナローバンドネビュラフィルターです。
旧製品LPS-V3の可視域特性をほぼ継承し、更に赤外カットを強化しました。赤外カット特性はUIBAR-?と同等です。
R-60やR-64とLPS-V4を併用して使用すれば半値幅約20~25nmのHαバンドパスとしてもご利用いただけます。
【実側分光透過率】
LPS-V4の特長
従来型のナローバンド型ネビュラフィルターでは、O?、Hβのみを考慮した設計になっていましたが、
LPS-V4は、彗星のC2コマ、Hα、N?も極力透過する広めのバンドパス設計としています。
また、冷却CCD、一眼デジカメ、銀塩写真、眼視の各用途を問わず、惑星状星雲、発光形散光星雲、彗星の青緑色のコマをハイ・コントラストに撮影及び見る事が可能です。
【ご利用上の注意】
LPS-V4は干渉フィルターです。この為斜入射光線に対しては分光特性が短波長にシフトしていきます。
画角が広い標準や広角レンズで撮影される場合は、LPS-V4 MFAや今後発売予定のLPS-V4 LFをレンズとカメラの間に装着してご利用ください。
この場合もレンズの収束光による入射角の影響を受けますが、口径比F2までの収束光の光線入射角でしたらHα光の透過率ロスは殆どありません。
F1.4の収束光中におけるHα光の透過率は約60%前後になりますが、レトロフォーカスタイプのレンズでは光線入射光の角度はゆるくなっていきますので、レンズによってはF1.4でもF2程度の透過率特性でご利用いただけます。
*尚31.7mmサイズの口径比考慮はF2.8までです。48mm及び52mmは上記MFAやLFと同等です。