製品パッケージにFナンバー規制の識別子表記のないもの = F1.8~F∞です。
※ご使用されるレンズに対するご注意
※1、仕様に有るFナンバー規制は、∞表記を除きレンズの収束光内で有効です。
※2、F1.8 to F2.8及びF1.8 to F4の仕様表記のフィルターを、レトロフォーカスタイプ 及び テレフォトタイプのレンズで使用されても性能保証できません。
そのようなレンズの収束光内で使用される場合は識別子無しのNBZをお買い求めください。
IDAS(アイダス) 天体望遠鏡パーツ ネビュラーブースター NBZ
OIII輝線とHα輝線を透過するバンド幅約12(±0.4)nmのネビュラブースターです。
フィルター単体の繰り返し反射を低減させることにより、先行販売していたNBXよりも低ハロとなります。
特長-NBZ(フィルター識別子無し)の場合
NBZの半値幅は約12nmで、他社製7nmクラスのナローバンドよりも半値幅が広いです。 ですが、この広さには大きなメリットがあります。 干渉フィルターは斜めに入射光に対し、入射角が大きくなるほど分光特性が短波長へシフトしていきます。(図2参照) 光学系の収束光で使う場合も同様に(連続変化する)入射角が生じるので、その分光特性は短波長へシフトしていきます。 例えば、F2程度の明るい光学系の収束光内で使用すると、他社製半値幅が7nmクラスのナローバンドはでは、Hα光では透過率が半分以下になりますが、IDASのNBZでは80%以上を維持します。 この場合、半値幅7~8nmのフィルターと比べNBZでは露光時間を2/3~1/2に短縮できます。(コントラストは同等か同等以上になります)
薄膜はIDASの定番技術である高密度高耐久エージングレスIGAD(Ion-Gun Assist Deposition=イオンガンアシスト蒸着)でコーティングされます。
本フィルターはLPS-P2やLPS-V4などと同じIGAD(Ion-Gun Assist Deposition)によりコーティングされています。
この技術は干渉フィルターの心臓部である多層薄膜を高密度化するもので、従来の多層薄膜で得られない物性が得られます。
- 薄膜の耐久性が高く、薄膜の硬さは石英ガラスに匹敵します。
また、多層薄膜とフィルター基板の密着性も著しく改善されています。 - 温度、湿度による分光特性の経時変化は人間が生活している環境内では全くと言って良いほどありません。
干渉フィルターは斜めに入射光に対し、入射角が大きくなるほど(偏光を伴いながら)分光特性が短波長へシフトしていきます。
光学系の収束光で使う場合も同様に(連続変化する)入射角が生じるので、その分光特性は短波長へシフトしていきます。 例えば、F2 程度の明るい光学系の収束光内で使用すると、一般的な半値幅が 7nm クラスのナローバンドはでは、Hα光では透過率が半分以下になりますが、IDAS の NBX では 90%前後を維持します。 この場合 NBX では露光時間を 2/3~1/2 に短縮できます。(コントラストは同等か同等以上になります)