KYOEIオリジナル 天体望遠鏡パーツ オリジナル極軸望遠鏡・照明付 AP赤道儀用
iOptron社製の極軸望遠鏡をK-ASTEC社でカスタマイズし、AP赤道儀に使用できる極軸望遠鏡に作り変えました。ビクセン純正品(極軸望遠鏡PF-L・定価¥30,240)よりも安価です。スケールはタカハシEM-11赤道儀と同じ時角計算式パターンとなります。照明装置は「連続点灯式」で、付属のCR2032ボタン電池で計算上10年以上連続点灯するので通常はスイッチを切る必要がありません。なおこの照明装置を取り付けると輝度調整ボリュームとAP赤道儀の極軸蓋のスリットが干渉するためスリットは開けたままの運用となります。スケールパターンは、天の北(南)極を周回する北極星(北天用)と、はちぶんぎ座σ星(南天用)の軌道円が描かれたシンプルなものですが、説明書の手順で設定すれば北天・南天を問わず、高精度な極軸合わせを手際よく済ますことができます。 説明書は、取付方法と調整方法を解説した「取付要領書」と、北天・南天の極軸合わせを解説した「極軸セッティング方法」の2部構成になっています。
南天の場合、南十字星とアケルナルの位置関係からはちぶんぎ座を見つけ、はちぶんぎ座σ星と極付近の2個の星を用いれば高度にセッティング出来ます。 北天の場合、100mm~200mm程度のレンズでの撮影には充分な、“簡易的な極軸合わせ方法”と、ステラナビゲーターの「極軸望遠鏡」機能で「EM-11」を選択してリアルタイムの北極星の位置に導入する、“正確な極軸合わせ方法”をご紹介しています。
※参考 200mm超の長焦点での撮影時でもM-GENなどオートガイドを併用の場合は上記の“簡易的な極軸合わせ”でも実用上問題ありません。現在の北極星の位置を知るには、ITガジェットがお得意であれば、ステラナビゲーター以外にスマートフォンやタブレットを活用される方法もあります。(スマートフォンのアプリストアを「polar scope」で検索。iOS用「Polar Scope Align」など。)
主な特長
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AP赤道儀の赤緯前面カバーを外し照明装置を取り付けます。 | 極軸望遠鏡を装着した姿です。 |
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スリットは開けたままの運用となります。 | 照明は計算上10年間点灯し続けます。 |
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内周が北天用、外周が南天用のパターンです。 |
★アプリが「KYOEIオリジナル 極軸望遠鏡AP赤道儀用」のパターン上の北極星の位置をリアルタイムに指し示す!!
「Polar Scope Align」は2015年12月現在iOS専用ですが、アンドロイド携帯用Playストア内でも類似のソフトが色々と安価に販売されています。iOptronパターンがない場合は北半球用に同等のサークルパターンを持つ「タカハシEM-11パターン」が代用可能です。
対応機種 | ビクセンAP赤道儀シリーズ |
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※極軸望遠鏡取付規格がAP赤道儀と共通のSX2赤道儀に極望本体のみ流用可能です。(SXP/SXD2は不可) |