AC100Vが使用可能な場所での観測はもちろんのこと、ご自宅での機材チェックテストにもとっても便利な
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赤道儀に付属しているシガーケーブルに接続してご利用ください。
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Vixen(ビクセン) 赤道儀・架台 AXD2赤道儀
すべてをここに集約、先進のフラッグシップ赤道儀
ハイレベルユーザーの求める機能と精度、エントリー層が親しめるデザインと扱いやすさ、最新コントローラーSTAR BOOK TENの優れた操作性とともに、すべてを融合。 最高の性能を使いやすく…。これまでの赤道儀の常識を超えた一台です。
■使用例 : RASA8"をツインでAXD赤道儀上に同架した400mmF1.4 超絶速写システム
構成機材:RASA8"x2基、ASI294MCpro、ASI1600MMpro、DS75-10 x2個、AP100-340、DP75-257、DS75-40、AXD赤道儀
■作例:ケフェウス座 クワガタ&バブル星雲 LRGB+AOO
撮影光学系:タカハシFSQ106ED x2撮影カメラ:ZWO ASI 6200MM PRO (冷却-10℃)x2
赤道儀:ビクセンAXD赤道儀
カメラの設定:gain100 300s R x8, G x8, B x8, Ha x6, O3 x12 + gain0 300s L x44(総露光430分)、ダーク減算、フラット補正
画像処理ソフト:ステライメージ8にてコンポジット FAPにて対数現像 PSCCにて強調処理
撮影場所:兵庫県篠山市、2020年8月 タカsi氏撮影
主な特長
■洗練されたシルエット。フラッグシップを使う悦び
天体望遠鏡を載せ、星の動きを正確に追尾する…。赤道儀が実現するべき事は実にシンプルで分かりやすいものです。しかし、それだけではたりない。機械に人が歩み寄るのではなく、より多くの人が使うことを考えた扱いやすさと操作性、私たちが使う 道具としての使いやすさを追求することが最も大切です。 星空を求める厳しい審美眼にかなう赤道儀。ATLUXシリーズ3世代目として目指したのは、高機能・高精度はもちろんのこと、内面からにじみ出る美しさでもありました。■デジタル映像時代に適合、余裕の搭載可能重量30kg
デジタル一眼カメラの普及は高精細で華麗な天体写真を身近なものにしました。画素数や感度の向上も上限を知らず、写真撮影を主軸に捉える天体観測の機会はこれからも増えていくでしょう。 AXD2赤道儀は、ドイツ式赤道儀の基本構造から徹底的に見直しました。赤経・赤緯軸には50mm径の超超ジュラルミンを用いるなどして軽量ながら機械的な強度を向上、より多種類の鏡筒に対応します。搭載可能重量は、複数台のカメラなど撮影機材を載せても余裕の最大30kg。あらゆる天文現象を逃さず、複数鏡筒やカメラでの同時撮影記録も可能にします。■美しい星空の招待状、STAR BOOK TENが付属
究極の赤道儀を制御するのは、同じく改良され続けてきた天体ナビゲーション付きコントローラー「STAR BOOK TEN」。■機械的強度の向上と軽量化
AXD2赤道儀では強度の要となる赤経軸シャフトおよび赤緯軸シャフトに径50mmの超超ジュラルミン材を採用。高強度・軽量化を実現しました。 ※ニューアトラクス赤道儀シャフト軸径40mm : 鉄材 「超超ジュラルミン材」はアルミニウム合金の中で最高の強度を持つ合金材。高強度と軽量材の代名詞である「チタン材(※1)」に比べ、機械的強度(引張強度)は上回るにも関わらず、比重(g/cm3)は約38%と軽い材料のため航空機にも採用されています。※1:純チタン材(JIS2種) 右図:左側が極軸(赤経軸)、右側が赤緯軸
■ウォームホイールの大型化と歯数増加で追尾精度向上
AXD2赤道儀では従来機と比較してウォームホイール径を大型化、またこれに伴い歯数も増加。これによりギアの歯1枚に対する精度誤差を減らすことができ、追尾精度が向上。より安定した追尾が可能となりました。■21 個のベアリングを使用
AXD2赤道儀では赤経赤緯軸およびウォーム軸受けなど主要部に21個ものベアリングを効果的に使用。滑らかでストレスのない動きを実現しました。■DCサーボからパルスモーターへ
先代のニューアトラクス赤道儀では、低い電力で高いトルクが得られるDCサーボモーターを駆動モーターに採用していました。 しかし、より「滑らかな動作、高レスポンス」を求める多くのお声をいただき、AXD2赤道儀では、極めて滑らかな動きを実現するとともに、高いレスポンスを可能にするため、赤経・赤緯両軸とも2相ハイブリッドパルスモーターを採用いたしました。 ダイナミックレンジの狭いパルスモーターとは違い、マイクロステップ駆動制御により、広いダイナミックレンジを実現。低速から高速まで、滑らかで安定した動作で最高800倍速(対恒星時)の高速導入と低速時の高レスポンスを両立しました。 恒星時駆動では約400PPS(1秒間に400パルス)という高速パルスを発生することで、振動が少なく、スムーズな動きでの追尾を実現。 また、基板回路の改良と新開発プログラムにより高トルクながらも消費電力を抑えることに成功しました。■駆動部バックラッシュの低減
マイクロステップ駆動制御により、低速から高速までモーター単体で対応することが可能となり、 多数の歯車を使用した減速ギアヘッドを削減。3枚の平ギアを使用しウォームホイールに力を伝達しています。ギア間も精密調整することで遊びを極力抑えています。より少ない歯車で動作することと相まって、全体のバックラッシュが大幅に低減されました。■追尾精度±2.8秒角以内、究極のピリオディックモーション補正システム「V-PEC」
V-PEC(Vixen - Permanent Periodic Error Correction)とは赤道儀1台ごとにPECを実測、その結果から算出された補正値を「赤道儀本体」に不揮発メモリーとして記憶させたものと定義します。 AXD2赤道儀では工場生産時に高分解能PM(Periodic Motion)測定器を用いてウォームホイールの30度ごとに合計12点のPMを実測。このデータを元に最も効果的な補正値を算出しています。この補正値を赤道儀1台ごとに「赤道儀本体」の不揮発メモリーとして記憶させています。 通常PECはユーザー様ご自身の手でPMを測定、「コントローラー」に補正データを記録することで機能します。これに対し、AXD2赤道儀では動作する際、あらかじめ赤道儀本体に記憶されたV-PECが自動的に作動。ユーザーがPECを記録しなくても追尾精度±2.8秒角以内という高精度追尾が得られます。 PM(Periodic Motion/ピリオディックモーション)とPEC(Periodic Error Correction/ピリオディックエラーコレクション) 赤道儀(追尾モーター)は天体を正確に追尾する装置ですが、追尾中に星などを強拡大して見ると、一定周期で星が視野を非常にゆっくりと追尾方向に往復運動しているのが見られることがあります。この現象をPM(Periodic Motion)といいます。赤道儀がギアで駆動している ために起こるもので、機械的に避けることができません。この現象を電気的に修正する機能がPEC(Periodic Error Correction)です。■「White & Silver」を基調とした、洗練された「Color & Design」 力学に基づく合理性:ウェイトレス構造(モーメント荷重の低減)
SX赤道儀シリーズで培ったウェイトレス構造を継承。モーターやウォーム軸、赤緯ウォームホイールなど重さを担う主要パーツをウェイト側に集約、また不動点から筒受け(機器を搭載する箇所)までの距離を短くすることで力学的に有利な構造を採用。より少ないウェイトで搭載機器との重量バランスを取ることができます。搭載機器の重量によってはウェイトレスも可能です。■こだわりの目盛環
デザイン性と実用性を兼ね備えた目盛環。上品なシルバーメタリックアルマイト処理を施し、ホワイトボディにアクセントとして引き立ちます。 また、赤経、赤緯各目盛環にはバーニャを標準装備。赤経:1m(時角)単位
赤緯:10’ (約0.167°)単位
の精度まで読み取ることができます。優れたデザイン性だけではなく実用性も兼備しています。
■伸縮式ウェイト軸
ウェイト軸には耐蝕性に優れるステンレス素材を使用。赤道儀本体に収納される伸縮式ですから、スピーディなセッティングが可能です。太さ25mm、旧製品ニューアトラクス赤道儀のウェイトと互換性があります。■配線の簡略化
赤道儀内部の電子回路を1箇所に集約させることにより配線の簡略化に成功。より安全で信頼性の高い電子回路を装備しました。
■扱いやすい極軸望遠鏡
6倍20mmの極軸望遠鏡を内蔵。倍率を6倍とすることで視野を広く取り、北半球は北極星と近隣の星2つ(計3つ)、南半球は八分儀座にある特徴的な星3つを目安に用いた極軸合わせに対応します(歳差補正対応)。 自動消灯式暗視野照明内蔵で視認性にも優れ、3分角以内の精度でスムーズに極軸を合わせることができます。■多彩な鏡筒、機器を搭載可能
筒受けには豊富な取付けネジ穴を採用。弊社製鏡筒、パーツはもちろん、他社製機器搭載を意識したネジ穴を装備しています。(※2) 汎用ネジM8用×8、 汎用ネジ5/16インチ×4※2:他社製機器の搭載につきましては寸法をご確認のうえ、搭載する機器説明書にてご確認ください。 もちろん「プレートホルダーSX(別売)」併用でアリミゾ式にもできます。
■安定した観測を支える「専用大型三脚」
専用三脚(AXD-TR102)が安定した観測を実現します。三脚架台と脚のつなぎ目はニューアトラクス用三脚で定評のあった、脚側に設けた耳軸を挟み込むねじれ剛性の高い構造を採用。更にパイプ径を45mm(ニューアトラクス用三脚)から55mmにすることで強度アップ、より安定した観測を可能にしました。■AXD2赤道儀付属コントローラー STAR BOOK TEN(スターブックテン)
STAR BOOKで培ってきたユーザーフレンドリー性をそのままに、操作体系や機能を拡張。多彩な天体ナビゲーション機能を5インチワイドのカラー液晶に美しく展開し、星空の美しさを伝えます。 電源/消費電力:DC12V/単独使用時:約0.5W(最大) サイズ:たて16.9×よこ15.4×厚さ3cm/重さ380g(電池別) CPU:32ビットRISC型プロセッサ▼ 「架台部:AXD2 赤道儀」主な仕様 | |||
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赤経微動 | ウォームホイールによる全周微動、φ135mm・歯数270 枚、材質:真鍮 | 赤緯微動 | ウォームホイールによる全周微動、φ108mm・歯数216 枚、材質:真鍮 |
ウォーム軸 | 真鍮製φ14.5mm 材質:真鍮 | ||
赤経軸 | φ50mm・材質:超超ジュラルミン | 赤緯軸 | φ50mm・材質:超超ジュラルミン |
ベアリング数 | 21個 | ウェイト軸 | φ25mm・本体収納式、ステンレス製 |
赤経座標表示 | 赤経目盛環1 目盛10m(時角)・バーニャにより1m(時角)単位で読み取り可能 | ||
赤緯座標表示 | 赤緯目盛環1 目盛2°・バーニャにより10′(約0.167°)まで読み取り可能 | ||
極軸望遠鏡 | 内蔵式6 倍20mm・実視界8°、据付精度:約3 分角以内 スケールパターン:3 星導入式。歳差補正付(~2040 年) 北半球:北極星、δUMi、51Cep 南半球:σOct、τOct、χOct 自動消灯式暗視野照明内蔵(8 段調光付) 電源:CR2032 電池×1 個(モニター電池付属) |
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方位微動 | ダブルスクリュー式微動ネジ付:1 回転約1°(粗動:360°、微動:約±7°) | ||
高度微動 | ダブルスクリュー式微動ネジ付:1回転約0.5°(トンボネジ) 高度0~70°(微動範囲±15°)、目盛2°間隔 3 段階使用可(高緯度、中緯度、低緯度対応) |
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駆動 | パルスモーターによる電動駆動、マイクロステップ駆動(400pps) | ||
自動導入・追尾装置 | STAR BOOK TEN コントローラーによる自動導入、高精度追尾。最高800 倍速(対恒星時) | ||
搭載可能重量 | 2.7 ㎏~30kg(モーメント荷重67.5~750kg・cm:不動点より25cm で約2.7~30kg) | ||
電源・消費電流 | DC12V・0.45~2.5A *電源別売 | 大きさ | 457×465×152mm |
重さ | 約25kg(ウェイト別) | ウェイト | ウェイト7㎏、ウェイト1.5㎏ |
▼ 「STAR BOOK TEN コントローラー」主な仕様 | |||
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CPU | 32bit RISC Processor 324MHz | 電源端子 | DC12V EIAJ RC5320A Class4 |
画面 | TFT型5インチカラー液晶画面 WVGA(800×480=384000pxl) 65,536色・可変バックライト付 | ||
オートガイダー端子 | 6極6芯モジュラージャック | 赤道儀側接続端子 | D-SUB9PIN |
LAN接続端子 | 10BASE-T | 電源 | 観測時は赤道儀側より供給(DC12V) |
メモリー電池 | CR2032 | 消費電力 | STAR BOOK TEN 単独使用時: 約0.5W(最大) |
大きさ/重さ | 169x154x30 ㎜/380g(内蔵時計用メモリー電池・拡張ユニット・ケーブル類を除く) | ||
機能・その他 | LAN接続によるバージョンアップ対応・動作温度0~40℃ |