ネイチャーショップKYOEI 大阪店

天体望遠鏡や本格双眼鏡、 天体観測・バードウオッチング機材の製造・販売。協栄産業株式会社。昭和34年創業。

  • マイページヘログインご利用案内お問い合せサイトマップ
カートをみる
FAX注文書
支払い方法:銀行振込/郵便振替/代金引換/低金利ローン/カード払い
低金利分割払
AstroArts(アストロアーツ) ASTRONOMIK(アストロノミック) boader planetarium(バーダープラネタリウム) BinoTechno(ビノテクノ) BORG(ボーグ) Canon(キャノン) CELESTRON(セレストロン) CORONADO(コロナド)
FLI(Finger Lake Instrument) FUJINON(フジノン) GITZO(ジッツォ) IDAS(アイダス) ioptron(アイオプトロン) jobu design(ジョブデザイン) Kasai Trading(笠井トレーディング) K-ASTEC(ケー・アステック)
Kendrick(ジムケンドリック) Kenko(ケンコー) 国際光器 Kowa(コーワ) KYOEI(キョウエイ) DiGiSCO.com(デジスコドットコム) LAOWA(ラオワ) Leica(ライカ)
LOSMADY(ロスマンディ) LUNT SOLAR SYSTEMS(ラント ソーラー システム) Manfrotto(マンフロット) MEADE(ミード) Nikon(ニコン) PENTAX(ペンタックス) QHYCCD SAMYANG(サムヤン)
SBIG(エスビーアイジー) SIGHTRON(サイトロン) SkyWatcher(スカイウォッチャー) SLIK(スリック) SWAROVSKI(スワロフスキー) タカハシ(高橋製作所) Tele Vue(テレビュー) Unitec(ユニテック)
Velbon(ベルボン) Vixen(ビクセン) WATEC(ワテック) WILLIAM OPTICS(ウィリアムオプティクス) Wimberley(ウィンバリー) ZEISS(ツァイス) ZWO 取扱いメーカー一覧

サマーセール 12回まで無金利 KYOEI特別金利キャンペーン

ビクセンSXD赤道儀 2.【天体写真編】

ビクセンSXD赤道儀 天体写真に挑戦編

SXD赤道儀+ED103S望遠鏡

ビクセンSXD赤道儀ED103S屈折望遠鏡を載せて、本格的な天体写真撮影に挑戦です。 今回は、Webカメラや冷却CCDカメラなどのデジタル機材を用いて、SXD赤道儀の実力を探ってみました。


惑星の観望と撮影

今は木星が見頃です。SXD赤道儀ED103S望遠鏡を載せて、シーズンを迎えた木星を観望してみました。今年の木星は南中高度が低く、条件はとても悪いのですが、SXD赤道儀に載せたED103Sは屈折望遠鏡らしい安定した像を見せてくれました。コントラストも良好で縞模様が濃く見えます。色収差もほとんど気になりません。 できればもう少し口径が大きい方が惑星観望には理想的ですが、使い勝手の良さと見え味を考えると素晴らしいものでした。

ED103Sで撮影した木星

観望の後、Webカメラ(ToUcamPro)を取り付けて木星の撮影も行いました。上が今回撮影した木星の画像です。木星本体の縞模様の様子もよく写ってくれました。このくらい写ってくれると惑星写真も楽しいですね。なお撮影システムは、LV20mmアイピースを使って像を拡大し、カメラアダプターSXの後ろにカメラマウントを介してWebカメラを取り付けています。


直焦点撮影に挑戦

SXD赤道儀とED103Sで撮影したペリカン星雲

SXD赤道儀ED103S望遠鏡、それに天体用デジタルカメラのST2000XM冷却CCDカメラを使って、直焦点撮影も行ってみました。今回のターゲットは、夏に人気がある散光星雲「ペリカン星雲」です。

今回の撮影システムでは、ED103SにビクセンのEDレデューサーを取り付けて撮影を行いました。また撮影は光害が多い都市で行いましたので、Hαフィルターを使用しました。

右の画像がその撮影した写真です。大きな画像はSXDギャラリーページに載せていますので、あわせてご覧ください。

気になる撮影中のガイド精度ですが、結論から言うとオートガイドの動作はとても安定していました。撮影した画像を見ても星は正円を保っており、ST2000XMの小さなCCDチップ内でオートガイドが成功したのを物語っています。今回、20分露出の4枚連続撮影を2晩に分けて実施しましたが、すべてガイドは成功していました。

オートガイドの様子を順を追って見ていきましょう。今回用いたオートガイダーは、撮影に使った冷却CCDカメラST2000XMに内蔵されているガイド用CCDです。オートガイド接続端子は「準備編」に記載したようにスターブックに付属しています。その端子にケーブルを繋いでオートガイドを実施しました。

オートガイドを実施する前には、赤道儀の動きを学習させるための「キャリブレーション」という作業が必要です。 オートガイド用ソフトのボタンを押すだけの簡単な作業ですが、赤道儀によっては失敗が多い項目でもあります。今回のSXD赤道儀では、このキャリブーレーション作業は、すんなりと成功しました。下がキャリブレーション実施後の様子を移動量と角度で示した結果です。 これを見ると赤緯と赤経軸はきっちり直交していて、SXD赤道儀の機械精度の良さを感じました。

キャリブレーションの様子

またオートガイド時の修正動作の様子も、修正信号のログファイルを保存して検証してみました。

下は20分露出中のエラー量の推移を示したグラフです。これを見ると、赤緯軸、赤経軸とも大きく暴れることなく安定してガイドしていることがわかります。実際のガイド撮影中もオートガイド画面を安心して見ていることができました。
※画像をクリックすると大きなグラフをご覧頂けます

ガイド中のエラー量推移グラフ

今回の撮影システムは、530mmという比較的短い焦点距離でしたが、撮影に用いたCCDチップはとても小さく感度の高い ものです。APS-Cサイズが一般的なデジタル一眼レフカメラに換算すると、1000mm程度の望遠鏡を用いたときと同じ拡大率です。 その中でしっかりガイドを成功させるSXD赤道儀は、なかなか安定感がある赤道儀だと再認識できました。ハイアマチュアの期待にも応えてくれる赤道儀だと思います。

なお、今回の天体写真撮影はPEC機能OFFで実施しました。PEC機能を使えば、より精度の高いガイド撮影も可能になってくると思います。


撮影者から

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。撮影時期がちょうど梅雨の時期にかかってしまいましたので、SXD赤道儀の使い方を練習する時間もほとんど取れず、いきなりの本撮影になってしまいましたが、赤道儀はしっかりと星をガイドしてくれました。 お陰で満足できる写真を撮ることができ、SXD赤道儀には感謝しています。

今回は撮影画像がHα写真だけとなってしまいましたが、SXD赤道儀を使った天体写真をギャラリーページに掲載しています。

また、SXD赤道儀を使うに当たってのポイントや、ちょっとしたアドバイスを今後掲載していく予定です。どんな高価な機材でも、その特性を活かさないとコンスタントによい天体写真は撮れません。 私がSXD赤道儀を使う上で注意していること、注意して欲しいことなどを中心に、天体写真撮影に役立つ情報を掲載していくつもりです。お楽しみに!

▼SXD赤道儀は、SXD2赤道儀に生まれ変わりました。
ビクセン SXD2赤道儀

ビクセン
SXD2マウント

タカハシFSQ-85ED鏡筒 + ビクセンSXD2赤道儀 +
K-ASTECバンド撮影・眼視セット

レビュー著者 吉田隆行氏のサイトはこちら→天体写真の世界

ページトップへ