アトラス彗星接近

アトラス彗星接近!

2019年12月に19等級で発見されたアトラス彗星C/2019Y4は2月頃から急増光をはじめ、3月には 8等級に達しました。5/31の近日点通過時にはマイナス等級に達するという予測もあり、今後の動向に目が離せません!!



■ 日没後の北西の空 (星図とアトラス彗星の位置関係図)

4月にはきりん座にあり、徐々にペルセウス座へと移動します。近日点の5/31に近づく(太陽に接近する)ほど、彗星は明るくなりますが、日没後の高度が日に日に低くなる(=すぐ沈む)ため、観測できる時間が短くなります。是非長く観測できる4月のうちからアトラス彗星を追い始めてみましょう!
※予報等級はステラナビゲーター3月30日現在の予報です。

ステラナビゲーターVer.11で作成



■ 夜明け前の北~北東の空 (午前4:30にアトラス彗星が見える方角)

下の図は、各日午前4時30分にアトラス彗星が見える方角を示しています。
4月には北の空にあります。徐々に移動し5月下旬には北東の空に見えるようになります。その後は太陽に近づき観測が難しくなります。

ステラナビゲーターVer.11で作成



アトラス彗星の自動導入にはビクセンのSTARBOOK TEN搭載赤道儀が便利です!

彗星撮影は時間との勝負です。ビクセン STARBOOK TENなら、アイソン彗星の軌道要素を登録し、速やかに自動導入することができます。メーカーホームページより最新のデータダウンロードしてください。 →2020年3月16日公開データ

※アトラス彗星を自動導入すると彗星核追尾モードになります。恒星時追尾モードで撮影したい(恒星を点にしたい)場合は、STARBOOK TEN上ですぐ近くの座標を自動導入してください。 ( その後十字キーを使い、手動でお好みの構図に修正してから撮影開始してください。)

SXD2リミテッド SXP2赤道儀 AXJ赤道儀
SXD2リミテッド SXP2赤道儀 AXJ赤道儀


アトラス彗星にお勧めの鏡筒

彗星は恒星とは異なり、地球から極めて近い距離に位置しているため、赤道儀で恒星時追尾しても露出時間が長くなるほど流れて写ります。なるべく明るいF値の鏡筒で手早く撮影しましょう。
タカハシ ε-130Dバンドセット タカハシ FSQ-85EDPバンドセット WO NewRedcat51
タカハシ ε-130Dバンドセット タカハシ FSQ-85EDPバンドセット WO NewRedcat51
 

その他アトラス彗星にお勧めの機材

ポータブル赤道儀で撮影したり、倍率高めの双眼鏡で観望したり・・・。
あなた好みのスタイルでアトラス彗星を探索してください!
ユニテック SWAT-350Vスペック ビクセン AP-WMスターターセット キヤノン 18x50IS
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