タカハシ(高橋製作所) 鏡筒 ε-130D 鏡筒・K-ASTEC TB166Nバンド・プレートセット
タカハシ「ε-130D 鏡筒」と、K-ASTEC製アリガタ・アリミゾ式鏡筒バンド・プレートのフルセットです。K-ASTEC「ε-130D用鏡筒バンド
(TB166N)」をはじめ、必要な周辺パーツ一式をまとめました。
■アリガタシステム導入の意義
ε-130Dにカメラを装着しますと、そのカメラを装着した接眼部付近に重心が寄ります。イプシロン鏡筒は鏡筒長が短く、長手方向のバランス取り幅に制限がありますので純正バンド内での鏡筒のスライドだけでは赤緯のバランスがとり切れない場合があります。K-ASTECのバンドを用いてアリガタ・アリミゾシステムを導入すればアリガタが接眼部側の重心位置まで入り込みますので、適切なバランス位置で赤道儀に搭載することができます。アリガタ規格は3インチとビクセンサイズからお好みのものを選択してください。■オートガイダーなどアクセサリーの同架方法
屈折鏡筒を用いたK-ASTECバンドシステムでは、オートガイダーは主にトッププレート上に配置されますが、ε-130Dでは安定した鏡筒バランスを得るため、接眼部を赤道儀に相対した外向きの位置に設定してカメラ接続されるケースが多いと思います。このカメラ位置では、オートガイダーをトッププレートに置くことは無理(ケラれる)ですので、オートガイダーの装着位置を確保するためにショルダープレートを装着します。セットでは1本標準装備としていますが、逆サイドにも、もう一本装着可能です。追加装備されればケーブル類を束ねたり電子機器を設置する場所としても便利にお使いいただけるかと思います。■その他
キャリングハンドルは、鏡筒の安全な脱着に貢献します。 また、6x30mmファインダーの装備有無が自由にご選択いただけます。3インチアリガタ仕様 |
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○タカハシ ε-130D 鏡筒(6x30F有または無選択可) |
○K-ASTEC 傾斜キャリングハンドル |
○K-ASTEC TP60-152 トッププレート |
○K-ASTEC 鏡筒バンド TB166N |
○K-ASTEC SP30-152 ショルダープレート |
○K-ASTEC DP75-222 3インチアリガタ |
ビクセンアリガタ仕様 |
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○タカハシ ε-130D 鏡筒(6x30F有または無選択可) |
○K-ASTEC 傾斜キャリングハンドル |
○K-ASTEC TP60-152 トッププレート |
○K-ASTEC 鏡筒バンド TB166N |
○K-ASTEC SP30-152 ショルダープレート |
○K-ASTEC TP60シリーズ TP60-222 ベースプレート |
○KYOEI 汎用アリミゾプレートDX |
○KYOEI 低頭M8x16ネジx2本 |
▼ビクセンアリガタ式 取付手順 (写真のバンドはFSQ85EDP用のTB-95Nです。TB-166Nに置き換えてご参照ください。) | |
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1.鏡筒バンド上部パートの作成 ・TB-166N鏡筒バンド前後それぞれの上半分を、付属のLM6-10ねじ4本を使用してTP60-152(トッププレート)の上から縫い下げて接続します。 ・傾斜ハンドルも取り付けます。 2.鏡筒バンド下部パートの作成 ・TB-166N鏡筒バンド前後それぞれの下半分を、付属のLM6-10ねじ4本を使って、TP60-222(ベースプレート)を下から上に縫い上げて装着します。 ・つぎに汎用アリミゾプレートDXを、低頭M8x16ねじ2本を使って、TP60-222の中央35ミリ間隔の穴の上から下に縫い下げて接続します。 3.鏡筒と合体 ・2で作成した鏡筒バンド下部パートに、ε-130D鏡筒を置きます。接眼部が左写真の左側に上向きになるように置きます。 ・その上に1で作成した鏡筒バンド上部パートを重ね、バンドに付属のボルトで固定します。 ※上下のバンドは2mmの隙間が空いて固定される仕様です。決して締めすぎないようご注意ください。鏡筒を凹ますと、光軸がずれるなど光学系の機能に損傷をもたらす恐れがあります。 |
システムチャート |
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オプション部品 |
○センタリングチューブ ○センタリングアイピース31.7 ○カメラマウントDX-WR (EOS/Nikon) |
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